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あるいは 好きだから


人として生活している以上
時として ひとづきあいで不愉快が生じることがあります

私の場合 相手に対して
「小さいな」 とか 「立場の弱いものに対してえらそうだな」
「ありえない 筋の通らないことをしているな」
とか感じてしまうとがっかりしてしまいます
(それはもしかしたら自分の弱いところを相手に発見してしまうからかもしれませんが)

そんなときでも私はどちらかというと世渡りの上手いほうだと思うので
そういう想いを押し込めて相手の良い面に目を向けようとします
ただそういう行為はストレスを生む場合もあります

残念ながら 反目しあってまったく相容れないという関係に発展してしまうこともあるでしょう

不仲な者が同じ職場だった場合 あるいは恋人や家族など縁の身近で深い人と
不愉快な関係になった場合は深刻です  



志賀直哉に 『和解』 という 作者の父との永年にわたる不和とその解消を題材にした私小説
があります

不仲からくる主人公のいらだちの描写がすごく  妻にやつあたりの暴言を何度も吐くのですが
現代なら 即離婚ものです

父子の不仲による影響は周りの家族や親戚 友人らをまきこんで
どうしようもない閉塞感が漂います

事態は最終的に嘘のように 「和解」 が訪れ救われます
それは誰よりも本人たちが望んでいたことでした

もちろんそこに至るファクターが小説的におもしろく描かれていて
さすが 「小説の神様」 と呼ばれる文豪の作品です


この小説 実はこの間 古本屋で購入し初めて読みました
志賀直哉の作品は学生時代 『城の崎にて』 とか読みましたが
いまひとつ印象に残っていません

たぶん10代の私が 『和解』 を読んでも面白くなかったと思います


この作品から学べる 「和解」 への流れは

まず対話の場をつくり思うことを主張する
(これができたら50%以上 和解できる気がします)

お互いに相手をゆるし 自分に非があると思われる場合は素直に謝る
(わだかまりが根深い場合 そう簡単にできるものではないとは思いますが)


そして時間が解決する部分もあるのでしょう
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by tadabass | 2009-06-06 03:15 | 日常 | Comments(0)