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ラブ&ピース


12月の忘年会シーズンになりました

終電間近の電車で移動することが多いので
この時期 酔っぱらって車内で眠りこけている方をよく目にします

終点の駅で列車が車庫に入ります
というようなアナウンスが流れても
なかなか起きない人もいます

私は 近くにそういう人を見かけたら
おせっかいな性質を発揮して
よく声をかけて起こしたりします


昨夜も深夜1時頃 中央線で新宿からの下り
武蔵小金井行きに乗車しました

中央線は終電近くなるとかなり混みまして
ウッドベースを持っていると乗るのに躊躇することが多いのですが
この日は土曜の夜だし 不景気だからか
混みはしても 何とかウッドベースと乗車するスペースはありました

乗ってみると 入り口近くのシートで若い女性が
座席をソファーのようにして横たわっているのが目に入りました

そして 彼女の前の床には多分彼女のものと思われる
吐瀉物と それにまみれたキャラクターもののプリントが入った
大きなバッグとファーのついたリュック
それからパンプスがありました

それを見た乗客たちは

「うわっ!」と悲鳴をあげたり
もしくは無言でその場から離れ 車両を移動する人さえいました

というわけで彼女のまわりだけ乗客のいない空間が出来ていました

見ると その横たわっている彼女は眠りこんでいるようで
まったく動く気配はありません

今風の黒いタイツに短めの黒いスカートで
長めのブラウンに染めた髪に隠れて顔は見えませんでした

途中 酔っぱらっている20代くらいの男性が
どうしても座りたかったのか
空いている彼女の近くに腰かけました

すると丸まって寝ていた彼女が足を急に伸ばしだし
ついにその男性の膝の上にタイツの足が乗っかった

その若い男性もかなり酔っぱらってる風でしたので
見ず知らずの女性の足を自分の膝の上にのせているのに
しばらく気が付いてないようでした

そのうち女性がもっと足を伸ばしたくなったのか
その男性を蹴りはじめたので さすがに気が付いたようで 
足をそっと元の場所に押し戻していました


私はこのままでは女性がバッグやら財布やら
盗られるのではと心配になりました

ここでおせっかいが発揮されました
私は女性のそばに行き

「どこで降りるの?」と声をかけました

反応が無いので 何度かかけました

「大丈夫? 終電だよ!  どこまで行くの?」

するとその女性は おもむろに顔を上げました

長い髪に隠されていた顔が露わになりました

おそらく年齢は40代後半から50代であろうと思われました

私は少しひるみました 

しかし引き下がるわけにはいかないので再び声をかけました 

「どちらまでですか?」

「阿佐ヶ谷・・・」

「あぁ 次ですよ! 起きてください」

彼女はむっくり身を起して靴を探し始めました
これで大丈夫だろうと 私はその場を離れました

ところがもう阿佐ヶ谷に着くというのに
彼女の動きはスローで靴を履く途中でまた寝てしまったようです

「阿佐ヶ谷ですよ!」

私はもう一度声をかけました
なんとか起きてくれと祈りましたが結局間に合いませんでした

「私どうすればいいの・・・」

とその女性が言いました

「次の荻窪で降りてタクシーを拾って帰ってください」

と私が言いました

( 「知りませんよ いい大人なんだから自分でなんとかしてください」と
正直思いました)

その後 彼女はよろけて隣の若い男性にぶつかりながら立ち上がり
ふらふらな様子で荻窪で無事降りていきました

家まで無事辿り着けてるといいのですが


一部始終を見ていた ほかの乗客が

「ラブ&ピースだね」

と話しているのが聞こえました
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Commented by きくちまゆ at 2009-12-14 03:23 x
すげぇ!!!
げぇぇぇぇぇ!!

吐瀉物、それとの遭遇をさける為に、終電に乗りたくないくらい!
(でもなぜかキライな人に寄るようで、、終電じゃなくてもゲ◯に出会う率高し)

仏か!?おのれは!?
Commented by tadabass at 2009-12-15 10:17
この時期 残念ながら
深夜に活動する人は出来たてのゲ〇に遭遇する確率は高いでしょうね

私が新入社員の頃 飲み会で日本酒を許容量をはるかに超えて飲み
前後不覚で電車に乗ったことがありました
やはり眠ってしまい気がついたら 目的地からはずいぶん先の終着駅
でした しかも目の前の床には多分自分のものと思われるゲ〇・・・
そして悲しいことに たまたま会社から買い物を頼まれて持たされていた
数万円と一緒に私の財布が消えていたことに気がついたのでした

こんなことが 私の記憶に深く残っているため
酔っぱらって眠りこんでいる人を ほっとけないのかもしれません
by tadabass | 2009-12-13 12:06 | 日常 | Comments(2)