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5月の思い出


西荻窪を流れる善福寺川
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肌寒い日の多かった5月ですが 
ここにきて やっと半袖が気持ちいい陽気になってきました

みなさん いかがお過ごしでしょうか
いつもブログ見て下さってありがとうございます!


さて5月といえば新生活が始まった方も
なんとなく雰囲気になじめてくるころですよね

話はさかのぼるのですが 私が高校2年生の時のことです
たしか5月のこのくらいの時期だったと思うのですが
学年で茨城県の高萩へ校外学習的な
親睦をかねた旅行へ行ったことがあります

その時にオリエンテーリングといって
各5人くらいのグループに分かれ
地図を頼りに山野を歩き 
いくつかの決められたポイントを通過し
ゴールまでの時間を競うというゲームを行ないました

天気のいい中を みんなジャージを着て
自然を満喫しながら歩いていたのでした

ただ まだ新学期のクラス替えから日も浅いので
同じクラスとはいえ お互い距離が定まってないような
微妙な空気感が漂っていたり
思春期特有の周りに変に気を使ってしまうような
なんとも言えないムードもあったように思います

そんな中 オリエンテーリングのコースに
幅3メーターくらいの小川がありまして
川の中に板きれが飛び飛びに3個くらい置かれていて
その上を伝って渡らなければならない個所があり
ひとりずつしか渡れないので ちょっとした渋滞が起こっていました

私たちのグループの何組か前に
他のクラスのグループが川を渡ろうとしていました
そのグループの中に ある女の子がいました

その女の子は色白で栗色のロングヘアーがきれいな
いわゆる美人さんでした

私は違うクラスなので話したことはありませんでしたが
一方的にきれいな子だなあと その存在を認識していました

そして その女の子が川を渡る番になりました

私も含め後方で渋滞しているグループの人々の見守る中

彼女は恐る恐る 板を伝っていきました

あと一歩で向こう岸というところで

彼女の背中が止まりました

おそらく最後の一歩が思ったより遠かったのでしょう

向こう岸のグループの仲間が手を貸してあげればいいのに

と思った次の瞬間

バランスをくずしたのか

彼女の背中が右に傾いたかと思うと 

まるでスローモーションの様に川の中に

足を踏み入れてしまったのでした

川といっても渓流ではなく浅い沼地が川になったようなところです

彼女はくるぶしの辺りまで泥にはまってしまい

動けなくなってしまいました

完全に立ち往生してしまった彼女を

近くにいるグループの人々は茫然と見守るだけで

だれひとり手を差し伸べる人はいませんでした

私は人波をかきわけて助けに行きたいと思いました

しかし 自意識過剰な高校生の私は

話したこともないきれいな女の子を

大勢の同級生が見ている前で

助けに行く事が恥ずかしいと思ってしまったのでした

私が躊躇している間にその女の子のクラスの友達(女子)が

ぬかるみの中を助けに行きました



この助けにいけなかったことを

いまだに悔む気持ちがあります
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by tadabass | 2010-05-22 03:42 | 日常 | Comments(0)