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裸ガットの4弦


私のウッドベースにはガット弦と呼ばれる
羊の腸を縒り合せて作られたものを張っています

ガット弦には大きく分けて
ガットの芯線の周りに金属を巻いてある巻き弦と 
ガットのみで作られている裸弦があります

プレーンガットとも呼ばれる裸ガット弦は
湿度と温度にかなり影響を受け
チューニングが狂いやすかったり
弦自体の消耗が早かったりします

ただ その音色は鉄弦や巻きガット弦のもつ 
きらびやかさはありませんが
やわらかくて あたたかく ふくよかなものです

その魅力にはまり裸ガット弦を愛用して2年くらい経ちます


そんな裸ガット弦ですが 一番低音の4弦(通常最も太い弦)
に関しては多くの専門店で扱いが無いのです
というのも裸ガット弦自体が需要が殆ど無いうえに
金属弦に比べて音量と音の伸びが特に劣る裸ガットの4弦は
現代の音楽シーンには実用性に欠けるため
弦メーカーも作らなくなってしまったようです

以前 某国内メーカーの裸ガットの4弦を試したことがあったのですが
私の楽器には合わなかったのか 張力が足りず
音程が出なかったため使用を断念しました

巻き弦のガットもあるにはあるのですが
芯線と巻きが分離してしまい
すぐにダメになってしまうのと
超高級品以外は巻きがフラットではないので
(ラウンド巻き=一般的なギターの巻き弦と同じ)
指板の消耗が激しいというデメリットがあり
やはり使用を断念した経緯があります

そのため 私は4弦のみ鉄弦(オリジナルフラットクローム)
を使用していました


先日 大久保のコントラバス専門店「山本」さんに
いつも購入しているレンツナーというガット弦を
セットで注文したところ 
輸入元が4弦まで裸ガットのセットを送ってきたとのこと
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もともとこのメーカーに裸ガットの4弦は無いと思っていたので
驚きました 
と同時にこのメーカーの弦の音を気に入っていたので
もし自分の楽器と相性が良ければどんな音がするだろう
と思いました

お店の方(=杉田さん いつもありがとうございます!)は
「面白そうだから試してみたら
ダメだったら今回は返品でいいですよ」
といってくださった

指板の調整のついでに弦も張り替えてもらいました
b0167999_15403513.jpg

太い! そして鏡のように磨いてもらった指板!
ポール・チェンバースやレイ・ブラウンの
昔のジャケットで見たような姿に思わず悦に入りました

肝心な音は かなり良いです!

音量はやはり落ちますがアコースティックないい音がします
音程もしっかり出て安心しました

楽器を弾くのがますます楽しみになりました
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Commented at 2010-11-09 18:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by tadabass | 2010-11-05 16:02 | 音楽 | Comments(1)